筑北・坂北地区45年前の地域映像上映会 休止の伝統行事や日常も

筑北村シニアクラブ坂北支部女性部は2月20日、村営温泉施設「西条温泉とくら」で、45年ほど前に撮影された坂北地区の伝統行事や自然などを紹介したビデオの上映会を開いた。約20人が参加し、思い出に浸った。
約1時間のビデオ「曼荼羅の里 信州坂北の四季」は、1981(昭和56)年~90(平成2)年ごろの地区の様子を収録。現在は休止状態にある7年に1度の「狐の嫁入り」、組み立て作業や燃え盛る様子を写した「どんど焼き」などの行事は当時の人々のエネルギーを、稲の手植え作業や花畑で遊ぶ子どもたちの姿からは自然の豊かさが感じられ、参加者からは「懐かしい」との声が上がった。
瀧澤幸子さん(87)は「昔を思い出して楽しかった。難しいとは思うが伝統行事などが続いていってほしい」。岩渕けさ美部長(75)は「昔の活気ある様子を見て当時のにぎやかさや楽しさを思い出してもらいたい」と話した。
ビデオは、村内の元ビデオカメラマン柳澤忠さん(83)が、村とNHKの協力で村の良さをPRしようと91年に制作。「昔の生活を知り、今と比べてもらいたい」と、映像が見たい団体や個人がいれば無料で出向くという。