絵や文字で伝える「視覚的支援」 発達障害に理解深めるセミナー 筑北のNPO法人

筑北村西条のNPO法人「わっこ谷の山福農林舎」は2月24日、音声の言葉でのやりとりが難しい特性がある人に、絵や文字で伝える「視覚的支援」を学ぶセミナーを、村子育て支援センターで開いた。発達障害や自閉スペクトラム症の当事者家族、村内外の支援者ら約30人が参加した。
「視覚的支援シェアグループあいらんど!」(安曇野市)代表の堂城千絵さん(50、同市穂高)が、言葉での会話が困難な自閉スペクトラム症の次男と意思を伝え合えるようになったというカレンダーやカードなどの使い方を紹介。参加者を4班に分け、「ちょっと待つ」や「触らない」など、抽象的な言葉を、絵や文字などで伝える方法を学んだ。
参加した生坂村教育委員会子ども・子育て支援係の小林和歌子さん(32)は「関わった子たちの顔が思い浮かんだ。これから(視覚的支援を)使っていきたい」と話した。
筑北・麻績両村の自発的活動支援事業の一環で、障がいへの理解を地域に広めようと毎年開き6回目。同法人の小泊実知さん(55)は「障がいがあっても住み続けたくなる村にしていくため、今後も続けたい」と話した。
「あいらんど!」は親と支援者が一緒に学ぶ会。詳細はインスタグラム、問い合わせはメール(eyelandvisualized@gmail.com)。