白米山盛りの定食 下諏訪の地酒も
銀ダラのかす漬けが名物。店主の秋の水菜さんの好物で、大きいサイズで食べてほしいと切り身が分厚い。
酒かすは、下諏訪町の地酒「御湖鶴(みこつる)純米吟醸」を使用。透明樹脂「レジン」で食べものなどを本物そっくりに数センチサイズで再現するミニチュア作家でもある秋のさんが、御湖鶴の酒蔵をイメージしたジオラマを作ったことが縁だ。日本酒が苦手な人でも飲みやすいと、御湖鶴も各種そろえる。
長野市出身の秋のさんは、夫の転勤で昨年松本へ。昼からお酒が楽しめる店をいつか営みたい─と思っていたところ、井戸が近く、小路に入った魅力的な物件と出会ったことで、開店を決意。「ここでおなかを満たして、次の店へはしごしてもらえれば」
和牛ハラミと軟らかい牛タン、県内産豚など一品メニューの他、「漫画盛り」と呼ぶ山のように盛られた白米と自家製ドレッシングのサラダなどが付く定食(1200～1500円)、アルコール各種、ソフトドリンクもある。カウンターとテーブルの計7席。
午前11時～午後3時。金、土曜休み。臨時休業、問い合わせはインスタグラムで。