プロ2年目主力に成長-松本市出身・J2徳島DF森昂大に聞く

松本市出身でサッカーJ2徳島ヴォルティスのDF森昂大(24)は昨季、リーグ32試合に出場してチーム内で4番目に長い出場時間を記録するなど、プロ2年目のシーズンで大きく飛躍した。主力に成長した昨季までを振り返ってもらい、いっそうの活躍が期待される今季への意気込みなど聞いた。

ステップアップ目指して

─昨季はJ2リーグ12節(4月29日)から最終42節(11月12日)まで31戦連続で先発出場した。
1年目はカップ戦1試合の出場に終わり、体も技術もプロのレベルになってないことは理解していた。ただシーズンの後半くらいから、トレーニングや練習試合などで上り調子になってきていることが、自分でも分かった。
そのまま昨季を迎え、新たに就任したスペイン人監督も「身長の割にスピードがある」と評価してくれ、いけそうな感覚はあった。
開幕スタメンは取れなかったが3月にけが人が出て、7節ロアッソ熊本戦(4月2日)でリーグ初先発し、1─1の引き分け。次に先発した12節のジュビロ磐田戦は、3─2で勝つことができた。これが徳島の昨季初勝利。2月の開幕からずっと勝てず苦しかったが、この試合を勝ち切れたことで自分はチームに信頼され、受け入れられたと思う。
そこからレギュラーに定着したが、チームは結果が出せず、8月に監督が解任された。新たな監督が就任して体制もサッカーも変わったが、自分は使ってもらい続けることができた。

─今季への意気込みを。
昨季はフィジカル面の強化など課題が多く残ったが、良い経験が積めた。今季は全試合に出たいし、初ゴールも決めたい。チームとしては、セットプレーやDFが絡んでの得点力も上げないと、上位になるのは難しい。
J1や海外のステージに魅力は感じるが、自分の力をすぐに高めることはできない。一つ一つステップアップできるよう準備したい。

─古里でサッカーをしている子どもたちにメッセージを。
僕は小学生の時は少年団でプレーし、中学生の時に所属したクラブチームもできたばかりの1期生だったが、とにかくボールと触れ合うのが好きで、毎日サッカーに明け暮れた。
高校や大学で強豪校に進むと求められる基準値が高くなるが、それ以前は目標や高い意識を持つことより「サッカーでたくさん遊ぶこと」を大事にしてほしい。

【メモ】もり・こうだい 1999年4月27日、松本市生まれ。鎌田サッカースポーツ少年団-AMBICIONE松本-創造学園高(現松本国際高)-びわこ成蹊スポーツ大。ポジションはセンターバック。183センチ、74キロ。