安曇野市の穂高西中学校の男子卓球部が、23、24日に群馬・高崎アリーナで開かれる第25回全国中学選抜大会に出場する。24チームが出場した県大会(1月7日・岡谷市)で優勝し、出場権を得た。
選抜大会は団体戦(シングルス4、ダブルス1)だけで、各都道府県代表48チーム(群馬は2チーム)が出場。3チームによるリーグ戦(第1ステージ)を経て、同じ順位同士によるトーナメント戦(第2ステージ)を行う。
穂高西は、いずれも2年の鈴木大喜(ひろき)君、美馬聡志君、石川太雅君、等々力涼太君、塚原煉君、長島碧志君。第1ステージで大野(岩手)、舞鶴(鹿児島)と同組になった。
顧問の西祥太郎教諭によると、昨年夏の時点で部員は団体戦に必要な6人に満たない5人だったが、9月に1人入部し、出場が可能に。いずれも中学生になって競技を始めた生徒で、「勝敗にこだわらず、好き、楽しいという気持ちで取り組み、気が付いたらここまできていたという印象」と言う。
西教諭は「全国の舞台でも自分たちらしく、いい経験をしてほしい」。部長の鈴木大喜君は「まずは1勝して、2日目まで残りたい。保護者の方の期待に応えたい」と話す。