生活に寄り添った施術
約9年間営んだ松本市大手2から3月に移転、開業した。「一人一人の私生活に寄り添った施術をしたい」と折口裕史院長(49)。
柔道整復師や鍼灸(しんきゅう)師などの資格を持つ折口さん。マッサージや指圧などの手技療法やストレッチなどの運動療法によって、日常生活や運動時のけがや痛みの緩和を図る。姿勢や体の動かし方、家でもできるトレーニング方法をアドバイスし、予防やケアにもつなげている。
また、鍼灸により不眠や眼精疲労など、体の不快な症状を良い状態に整える。
折口さんは、柔道整復師・鍼灸師として都内のクリニックに20年以上勤務し、2015年松本市で独立した。一方、今年1月、実家の折口耳鼻咽喉科医院が高齢化に伴い閉業。86年の歴史の幕を閉じた。「業態は違うが地域に根付いた場所にしていきたい」と、場所を引き継いでの移転を決めた。
「施術だけでなく、患者さんの生活がより過ごしやすくなるよう、役に立てれば」と折口さん。
午前8時半~正午、午後2時半~7時。水、日曜、祝日定休。TEL0263・88・4020