サッカー通じ英語学ぶ 松本山雅とエー・トゥー・ゼットが教室

子どもにサッカーを通じて英語を学んでもらおうという教室が5月12日、塩尻市の小坂田公園で開かれた。参加者はサッカーJ3松本山雅FCの育成組織のコーチが考えたプログラムを、英会話学校エー・トゥー・ゼット(松本市高宮中)の外国人講師が教える英語を口にしながら楽しんだ。
山雅とエー・トゥー・ゼットとの教室は昨年初めて開き、今年は対象年齢を就学前まで引き下げ、年中~年長園児と小学1~4年生の2部制で行った。
園児クラスには8人が参加し、準備体操から「ワン、ツー、スリー」や「ライト、レフト」といったかけ声に合わせて体を動かした。シュート練習ではゴールが決まると皆で「ナイス・ショット」、外すと「ネクスト・タイム」と声を出した。
市内から参加した五味快斗ちゃん(4)は「体操が楽しかった」と笑顔。母親の宏美さん(36)は「子どもが好きなサッカーと絡め、英語に触れるいい機会。それなりに雰囲気でやりとりし、楽しそうでよかった」と話していた。次回は秋に開く予定。