平和を願う絵を描こう!来月1・8日塩尻で元教員らがWS

子どもたちに、工作や絵を描くことなどを通じ、本当の楽しい学びを伝えようと活動する、元教員らでつくる有志グループ「hontoのmanabi(ホントのマナビ)」は6月1、8日、「平和を願う絵を描こう!」というワークショップ(WS)を塩尻市広丘野村の市北部交流センターえんてらすで開く。
18日に同所で開いた同じWSには小学生8人が参加。「平和って何?」「日本は平和なの?」など、平和についてみんなで考察。hontoのmanabiの小澤和子代表が、平和に関する2冊の絵本を読み聞かせし、さらに考えを深めた。
その後、絵の制作をスタート。子どもたちは、あらかじめ用意されたハトをかたどった段ボール紙に絵の具や色鉛筆などで思い思いに描いた。
吉田小学校2年の池上暁登さんは、カラフルな色を塗ってから、鳥の羽のような素材を貼り付け立体感を出した。「平和のことを思って虹のように塗った。出来栄えは90点」と笑顔を見せた。
WSで制作した作品は、7月14~20日に松本市美術館で開く「平和を祈る詩の朗読会」会場に展示する。
小澤さんは「自分たちと同じ年代の子どもたちが、戦争で苦しんでいることなどを知り、命の大切さや人の気持ちを思いやる心などを学んでほしい」と話した。
WSは両日とも午後1時半~4時。対象は小学1年生以上。参加費500円(材料費、保険代含む)。