お金の使い方考えよう 来月20日「夏休み親子おこづかい教室」

全国で金銭教育に取り組むNPO法人金銭教育研究会(本部・塩尻市大門桔梗町)は7月20日、「夏休み親子おこづかい教室」を松本市勤労者福祉センター(中央4)で開く。年長から小学生の子どもとその保護者を募集している。
講師は同法人理事長でファイナンシャルプランナー(FP)の唐澤千恵美さん(44)。親子1組になり、ゲーム形式で上手にお金を使うこつや小遣いの考え方を学ぶ。
同法人は昨年8月、唐澤さんや副理事長の松川千恵さん(46、石川県)ら子育て中のFP4人で設立。現在、会員と準会員が全国に50人おり、親子や保護者を対象としたセミナーを各地で月20回ほど開いている。子ども向けのオリジナル「おこづかい帳」も作った。県内で教室を開くのは今回が初めて。
唐澤さんは「日本では古くから『お金について話すのは下品』というイメージがあるが、お金はサービスや“ありがとう”の対価。『すごくいいこと』というイメージに変えていきたい」。
今後は保護者会や学校などに出向き、金銭教育を広めたいとし、「親子で経済のことを話題にできると楽しい。不安や疑問を解決できる存在になれれば」という。
午前10時半~正午と、午後1時半~3時の2回。予約制で各回先着8組。参加費は子ども1人500円(大人は無料)。申し込みは=専用フォーム