【橋内優也のひとりごと】#6 やっぱり暑さはきつい

現役時代、暑いのは苦手だった。頭がぼーっとして、プレーにも影響があった。
例えば2017年7月1日、アウェーのJ2山口戦。山雅のGK鈴木智幸選手がはじいたボールが目の前に転がってきたが、クリアできず、相手にさらわれて失点した。映像では分からないが、思考が一瞬停止して体が動かなかった。
松本からアウェーに行くと、すごくきつい。松本で、ピッチに出るだけでじめじめすることはない。「夏場は全てホームにしてくれ」と思うほどだった。
山雅の場合、冬の寒さより夏の暑さの方が不利に働くんじゃないだろうか。来シーズンからJリーグは8月開幕に移行するが、もし僕が現役だったら、ありがたかっただろう。
どのチームも夏場に走れなくなるのは、データに表れている。勝つために省エネ戦術に変えるやり方はあるが、見ている方は面白くない。プレーの強度がますます高まる世界の流れにも逆行する。
シーズン移行すれば、8月の開幕からチーム戦術を高めていって、継続的に冬から春にかけて完成形をつくっていくことになる。その方が選手としてもいい。今後、Jリーグ全体でも、シーズンを通したサッカーの質は高まるのではないだろうか。
(アカデミーロールモデルコーチ)