
松本市まつもと市民芸術館(深志3)で12月13、14日、「3人のダンス作家による試演会」が上演される。同館が本年度から取り組む若手ダンス作家育成プロジェクト「StepM」に参加する3人が、来年5月の新作本公演に向けてそれぞれ創作中の3作品を披露。海外上演を目指す3人の松本でのファーストステージだ。
「StepM」(Step into the world from Matsumoto)は、同館舞踊部門芸術監督の倉田翠さんがプロデュース。グローバルに活躍するダンス作家、制作者を育成し、同プロジェクトを通じて創作された作品の海外上演が目標だ。昨年度、募集とオーディションをし、選ばれた20代の3人が今春から活動している。
このうち櫻井拓斗さん(23)は群馬県出身。芸術文化観光専門職大学(兵庫県)をこの春卒業して松本市に移住した。Z世代として快適な未来へと進みつつ、そこで感じる虚無感や個人主義に向き合った作品「不快な居場所脱出装置の発明試作品#2」を上演する。
櫻井さんは「タイトルから受けるイメージを裏切るようなポップな見やすさと、ディープな感覚が入り交じる作品にしたい」と言い、「皆さんの意見や感想を聞きながら世界に向けた作品にしていきたい」。他の2人は女屋(おなや)理音(りおん)さん(群馬県)と宮悠介さん(東京都)。
いずれも午後1時開演、14日はアフタートークがある。入場無料で要申し込み(各回前日まで)。同館チケットセンター℡0263・33・2200