
子どもたちに気候変動について考えてもらおうと、松本山雅FCが小学校で環境教育の出前授業を始めた。最初の実施校として12月8日、松本市の信州大附属松本小学校に元選手でクラブプロモーション担当の片山真人さん(41)が赴き、児童たちに「自分にできることをやろう」と呼びかけた。
授業はJリーグの取り組みの一環。「猛暑や異常気象でサッカーができなくなる未来を避けよう」との趣旨で、山雅では片山さんが「Jリーグ気候アクションアンバサダー」になった。
この日は同校の3年西組と5年東組の児童計約70人が受講。Jリーグが制作に協力したアニメ「フューチャー・キッド・タカラ」を見て、地球温暖化やスポーツが受ける影響を知った後、環境を守る行動を考えたり、話し合ったりした。
5年生の大場絆さん(11)は「アニメの中で男の子が『サッカー選手になる夢がかなわなくなるかも』と悲しんでいた。自然を守るためにプラスチックの量を減らしたい」。
授業は希望する小学校で行う。片山さんは「呼ばれればどこの学校でも喜んで行く。みんなに気候変動を自分ごととして捉えてもらいたい」と話している。