【ガンズレポート】信州ダービー第2幕 期待背に雪辱を

松本山雅FCは13日、アウェーでAC長野パルセイロと対戦する。7日の県選手権決勝に続き、1週間で2度目となる県勢同士の「信州ダービー」。前回敗れた山雅にとっては雪辱の一戦になると同時に、J3リーグで上位を争う相手との直接対決で、勝ち点差2をひっくり返すチャンスでもある。

狙った攻撃の形つくれるか

ダービーはリーグ戦では半年ぶり。コロナ感染拡大防止のための、観客数や声出しの制限が解けてからは初めて。敵地の長野Uスタジアム(長野市)は、熱気で膨れ上がりそうだ。
「期待を存分に浴びて、パワーに変えたい」と山雅のFW小松蓮。「勝つという気持ちを、一つ一つのプレーに乗せたい」
ここまでリーグ首位に並ぶ6得点。「今季はチームとして、僕のシュート数を増やす仕組みになっている」とエースの自覚十分だ。ただ、ここ数試合はシュートが少なく、7日のダービーを含め、直近3試合は平均1本どまりで無得点。「どうシュートを増やすかが課題」とした。
今季目指す攻撃の組み立てができるかが、ポイントの一つだ。
3日のFC大阪戦は、カウンターから奪った1点で競り勝ったが、中盤でボールをつなげなかった。狙った攻撃の形をつくれない課題は、7日のダービーでも現れ、得点はCKを頭で決めたDF野々村鷹人の1点のみ。長野のシュタルフ悠紀監督は「特に前半はプラン通り」と、山雅対策に自信を深めた様子だった。
それでも、山雅はやり方を変えるつもりはなさそうだ。小松は「壁にぶち当たっているが、やり続けることが大事」と力を込める。
野々村は「7日は自分たちに技術的なミスが多かった。相手が『それを誘った』と言うなら気になるが、細かいところを修正すればいい」。その意識は、チームで共有したという。
山雅でプロになった大卒3年目は、13日が25歳の誕生日。「同じ相手、ましてパルセイロに2度負けたくない。あわよくば自分のバースデーゴールで勝ちたい」