北海道の味を信州で
本格札幌ラーメンの「らーめん三空(みそら)」(安曇野市堀金烏川)の系列店として5月に開いた。北海道で修業を積んだ岩下直樹代表(35)が腕を振るう。
看板メニューの「札幌味噌(みそ)ラーメン」(900円)は、鶏がらや豚骨をベースに北海道産と新潟・佐渡島産のみそを合わせた、まろやかでこくのある味わい。本場札幌の製麺所から直送する中太の熟成麺を使い、皮ごとすりおろしたショウガを載せて提供する。
「信州松本牛ホルモン味噌ラーメン」(980円)は、松本にホルモン好きな人が多いことから考案。ぷるぷるのホルモンとニラを載せたもつ鍋のような味わいが特長という。鶏唐揚げ「ザンギ」とのセットもお薦め。
地元出身の岩下さんは、北海道の名物を信州でも広めたいと梓川倭でスープカレー店と豚丼屋も営む。食材にはこだわり、「物価が高騰する中でも極力国産を使っていきたい」と話す。
「みそラーメン好きな人が納得できる味に、という思いで作っています。ぜひ足を運んでほしい」
午前11時~午後2時半、5~9時。不定休。TEL0263・74・7272