現地修業したシェフの本格的な味
イタリアで修業を積んだオーナーシェフの関島和也さん（27）が、本格的なナポリピッツァとパスタの店として5月に開いた。
「シンプルだからこそ素材にこだわりたい」と、ピッツァ生地はイタリア産と国産の小麦粉を、その日の気温や湿度を見ながら配合。チーズもナポリ産と自家製モッツァレラなどを組み合わせる。縁はふっくらしながら、日本人の口に合う軽い焼き上がりが特長だ。
定番人気のマルゲリータやマリナーラ、季節限定のサーモンとキノコなど約13種類。ランチは、県産野菜をふんだんに使った前菜ビュッフェとドリンクが付いて1700円～。
ソムリエの資格を持つ関島さんは、自然派ワインも豊富にそろえる。「バスクチーズケーキなど手作りスイーツもお薦めです」
関島さんは松本市出身。イタリアから帰国後、市内のカフェでシェフを務め独立した。店名はラテン語で「その日をつかめ」といった意味。「おいしい食事やお酒で、楽しい時間を過ごしてもらえたら」
午前11時半～午後4時、6～10時。水曜休み。TEL0263・31・0080