素材にこだわる「高級やきとり」
小さな入り口とのれんが目印。「高級やきとり」をコンセプトに、代表の高橋雄一郎さん（33）が1人で切り盛りしている。
メニューはおまかせコースのみで、串11本と1品料理4品で6千円、ハーフ（串7本と1品料理3品）が3500円。提携農家の安曇野産地鶏を主に扱い塩やたれなどそれぞれの部位に合った味付けで1本ずつ客の皿に。大分産備長炭で焼き上げた鶏は、素材の味が凝縮されしっとり軟らかい。希少部位も楽しめる。
東京出身の高橋さん。元は銀座のすし店で働いていた。職場の親方にこだわりの焼き鳥店に連れて行ってもらい感動、「自分もこんな焼き鳥を提供したい」とこの道へ。東京で修業後、出店を考えていた時、遊びに来た松本で食材の豊かさや土地の雰囲気を気に入り店を構えた。
店内はカウンターのみで8席ほど。器好きの高橋さんが集めた数々の皿も雰囲気を引き立てる。「『おいしい焼き鳥をゆっくりと味わいたい』という人が来てもらえる店を目指したい」
午後6時半～10時半。月曜定休、日曜は予約のみの営業。TEL0263・31・5387