親子交流の場づくり「アイハブアドリーム」子育て中の3人が結成

子育て中の3人が中心となり「子ども」をキーワードに活動する団体「アイハブアドリーム」を結成、活動を始めた。子どもが伸び伸び遊べて、親がくつろげる場、世代を超えて交流できる場をつくりたいという、それぞれの夢を形にする。
ドライフラワー作品の移動販売やワークショップをしている山田裕香さん(39、松本市)が発案した。作家の仕事とは別に、「子ども」をキーワードに活動できるチームをつくりたいと、原大貴さん(31、同)、耳塚優衣さん(29、安曇野市)に声をかけた。
会社員の原さんは、「パパと子どもが楽しめる場所づくり」を考える。父親との思い出をたくさんつくり、その間、母親は少しゆっくりできる。
保健師をしていた耳塚さんは、就学前の子どもとお年寄りとの関わりの大切さを感じている。「世代を超えた交流の場、居場所づくりをしたい」という。
メンバーには、キャンドルやタイルクラフトなどの作家チームもいる。作家のワークショップ開催や、これから作家として活動したい人の手伝いなども、活動の柱とする。
第一歩として6月2日、松本市大手4のストーリーハウスカフェ&バーの屋上で「オープンパーティー交流会」を開く。午後2時半~4時半(雨天中止)。大きな紙に自由に絵を描いたり、タヒチアンダンスを踊ったりするほか、ドライフラワーを使ったアート作りなどもあり、子どもが楽しめる内容だ。
参加費大人3千円。小中学生はワンドリンク注文。未就学児は無料で、おやつや飲み物の持ち込み可。申し込みはインスタグラムから。25日締め切り。

活動に協力する企業や団体を募っている。▽カフェアートを見せるカフェ▽作業を見せる製造業▽演奏を聴かせる楽器店-など、イベントに参加した子どもがその延長としてわくわくするような、ちょっとした協力をしてほしいという提案だ。「好奇心を刺激する活動を街中に広げたい」と山田さん。問い合わせは前掲インスタグラムから。