エアロビック「フレッシュライトカップ」 笑顔で難度や芸術性競う

チーム3部門と個人 全日本総合選手権県予選も

県内のエアロビック選手や愛好者が技の難度や出来栄え、芸術性を競う「Fresh-Light Cup(フレッシュライトカップ)」(県エアロビック連盟主催)が19日、松本市総合体育館で開かれた。
チーム部門には18チームが出場し、エアロビック、ヒップホップ、エンジョイの3部門で。40人余が出場した個人部門は年齢別で順位を競い、一部の部門は全日本総合選手権県予選会を兼ねた。
チームのエアロビック部門で優勝した「A.C.NAGANOジュニア」=写真=は、穂高東中学校(安曇野市)の生徒3人組。笑顔を絶やさず躍動美あふれる演技を見せ、2年の玉城杏彩(あさき)さん(13)は「一致性のある動きで楽しく踊れた」と喜んだ。
エアロビックは今年の国民スポーツ大会(旧国民体育大会、佐賀県)から公開競技になった。連盟の小林正樹理事長(61)は「4年後に県内で開く国スポも見据え、観戦者を含めて裾野を広げていきたい」と話す。
県代表に選ばれた9人は、10月の中部地区大会(名古屋市)に出場する。関係分は次の通り(敬称略)。
▽ユース1(11~13歳)原田ゆきの(A.C.NAGANO)▽同2(14~16歳)玉城杏彩(同)、瀧川いつき(スポーツネットワークSAM)▽シニア(17~44歳)中村千織(同)、赤沢あゆみ(H&B晴恵)