旬味わう和食と相性のいいワイン
民家をリノベーションして開業。カウンター7席と4人がけのテーブル1席のシックな店内は外観から想像できない意外性がある。
コンセプトは「ワインと和食」。手の込んだ料理の数々は旬の食材をふんだんに取り入れ、味や香りを繊細に表現。その日の仕入れでメニューを決め、おまかせコース(5品)が6千円から。アラカルトは1品400円くらいから。
ワインは約150種類を常備。7割が日本ワイン、ナチュールワイン(無農薬や有機栽培など)が3割。和食と相性も良く、グラス千円から、ボトル5千円から。日本酒やクラフトビールなどもこだわりの品ぞろえだ。
店主の原大樹さん(33)は群馬県出身。日本酒好きが高じて飲食業に進み、東京でワインと和食の店に勤務。料理の腕を磨いたほか酒類の生産者を訪問し知識を深めた後、自然豊かな松本を気に入り移住した。
店名の「餐」は「食べること、飲むこと」を意味する。「上質で心地よい時間を過ごしてもらい、日常に華を添えられる店でいたい」と原さん。午後5時～午前0時。水曜定休。TEL070・9246・5163