
〝声を上げてみんなで街づくりを〟
―横浜に生まれ育った花岡さんから見て、松本はどんな街ですか?
松本に来たのはちょうどあめ市の頃。雪や花瓶が凍る寒さに衝撃を受けました。電車一本で帰省できる、デパートや駅に歩いて行ける―など、便利なものがコンパクトにまとまり、都会感も田舎感も程よくあってちょうど良い感じがしました。サギが街を飛んでいる光景には感動しましたね。自然の中に観光も生活もあり、そこをうまく活用していると思います。
―松本の街が活気づくために大切なことは?
街を整備するとき開いたワークショップでは、意見が反映され、携わったからこそ愛着がわくと感じました。発言を聞いてもらえる機会は小さい街だからこそ。言っても仕方ないと思わず、いろんな人が声を上げることが大事です。私自身は、中心市街地にも子どもが遊べる場所や憩いの場があればと発言しています。声を上げられない人でも、携われる機会はどこかにあると思うので、みんなが関心を持てるような取り組みをしていくと良いのではないでしょうか。
―中町商店街や市街地活性化のための活動をしている花岡さん。これから松本に住もうとする人にメッセージをお願いします。
中町には400年続く古い店も新しい店もあり、「ばえる」所だけでなく、そこに暮らす人たちが積み重ねた歴史があります。日本文化体験や城下町体験イベントなど、中町独自の取り組みなどからブランド力が上がってきました。大型店の開業時には、反対ではなく良い関係をつくろうと働きかけました。
自分がやりたいことだけをやるのではなく、地元の人たちに手伝ってもらいながら一緒につくり上げる気持ちで来れば、より住みやすくなると思います。
【プロフィル】花岡 由梨さん 1981年横浜市生まれ。2003年に夫の出身地松本へ移住し、夫婦で接骨院を開業。10年ほど前から同組合の理事を務め、22年に理事長就任。現在2期目。
▶マツモトグッドライフアクションとは・・・穴吹工務店・野村不動産・NTT都市開発が共同で手がける松本駅前の大規模マンションプロジェクト実施にあたり、松本の街をこよなく愛する様々な方を紹介し、松本の魅力を発信する連載コーナーです。マンションプロジェクトの詳細は=「ザ・レジデンス松本深志」ウェブサイト=から。