地域の獣医師連携訴え 松本の深志動物病院がセミナー

松本市本庄1の深志動物病院(桃﨑昂(あきら)院長)は7月13日、県外の獣医師4人から先端の動物医療を学ぶセミナーを松本市駅前会館(深志2)で開いた。松本地方の獣医師30人以上を無料招待。同院の今後の取り組みも紹介し、地元の動物医療の発展に向けた病院同士の連携を提案した。
病院を建て替え、4月から新しい建物で診療を始めた同院の開院記念セミナーとして開催。救急医療を行う「TRVA動物医療センター」(東京)の塗木(ぬるき)貴臣院長ら首都圏や北海道の獣医師が、超音波検査を活用した診療などについて講義した。
セミナーの最後に、桃﨑院長が「5年以内をめどにした夜間救急や重症例の夜間管理体制の構築」「病院から病院へペットを運ぶ搬送車の導入」など、今後同院が取り組む四つの挑戦を発表。「松本を、日本一安心してペットを飼える街にしたい」と話した。
背景にあるのは、獣医師の高齢化などに伴う、松本地方の動物病院の減少。「ペットを飼っている人にとって閉院が一番困ること。病院同士が垣根を越えて連携し、地域医療を支えていく必要がある」と訴えた。