成田裕子さんの画業しのぶ ボタニカルアート遺作展 11月15~17日松本

趣味のボタニカルアート(植物細密画)で2007年、国立科学博物館主催の植物画コンクールで最高賞の文部科学大臣賞を受賞するなどし、昨年11月に亡くなった成田(なるた)裕子さんの追悼展が15~17日、松本市両島のガーデン&ギャラリー風雅で開かれる。没後1年に合わせ、遺作約30点を展示する。
塩尻市出身の成田さんは歯科衛生士として約40年間働き、3人の子どもを育てる傍ら1996年から信州ボタニカルアート協会代表の山田恭子さん(同市)の教室で学び、講師も務めた。
昨秋は姉の木版画家・片岡啓子さん(72、浜松市)、妹で大手飲料メーカーのサントリー初の女性デザイナーとして多くのヒット商品のパッケージを手がけた牛島志津子さん(68、山梨県北杜市)と、長年の夢だったという合同作品展を初開催。それぞれの居住地を巡回する作品展の2カ所目、3姉妹の古里でもある塩尻での会期初日の朝に急逝した。70歳だった。
その時は、亡くなったことを来場者に知らせずに鑑賞してもらったという。夫の昭廣さん(76、塩尻市宗賀)は「遺作から故人をしのんでもらえればありがたい」と話す。
午前10時~午後5時(15日は正午から)。無料。問い合わせは成田昭廣さんTEL090・2255・6328