手織りの着物や帯など80点 高校時代の同級生が上松で初の二人展

上松町小川の関西電力木曽水力センター内「かんでんギャラリー」で「手織り二人展」が開かれている。同町の大畑杉子さん(77、栄町)と清水千鶴さん(78、小川)が制作した手織りの着物や帯、タペストリーなど約80点を展示している。二人は高校時代の同級生で、ともに個人の作品展は初めて。11月27日まで。
30年ほど前から松本市の織物教室や池田町の工房で染め織りなどを学んだ大畑さんは、諸紬(もろつむぎ)の技法で織って仕立てた着物や、夕焼け空など自身が思い描く風景をイメージしてデザインしたタペストリーなどを並べた。
一方、20年ほど前から木曽町の公民館教室で手織りを習った清水さんは、和紙が織り込まれた糸を用いたランチョンマットや、浮織(うきおり)で模様を表現した布など主に小物類を出展。糸が織りなす多彩な表現が見どころだ。
野山で採った植物で草木染めした糸を用いた作品も。手織りの魅力を大畑さんは「縦と横の糸の組み合わせにより、できるものは無限」、清水さんは「一本の糸が布になる面白さや奥深さ」と話す。
午前9時~午後5時。土日曜と祝日は休館だが、16日と22日は開館する(3時半まで)。両日と、大畑さんか清水さんが会場にいる日(要問い合わせ)に、会場に展示した手織り機を体験できる。同センター℡0264・52・4681