【ガンズリポート】マッチレビュー 36節・16日山雅1-1FC大阪

県内最終戦勝利飾れず

松本山雅FCは、使用停止中のサンプロアルウィン(松本市神林)に代わり、長野Uスタジアム(長野市)で行われたホーム試合で1|1で引き分けた。最終38節のホーム・ギラヴァンツ北九州戦(29日)は東京で開催されるため、県内での今季最終戦だったが有終の美を飾れず、今季J3で14位以下が確定した。

チーム成績不振も守護神の活躍大きく

終了の笛を聞いたGK大内一生はピッチに倒れ込み、天を仰いだ。「後半は明らかにうちのペース。こういう試合を勝ち切れないのが、本当に今年の自分たちを象徴している」
前半早々の失点も、今季の典型だった。サイドから簡単にクロスを上げられ、フリーの相手FWに頭でたたき込まれた。「イージー過ぎる形」で、GKはお手上げだった。
それでも気持ちを切らさなかった。前半27分にはシュートを横っ飛びで防いだ。「落ち着いて対応できた」。劣勢の前半を最少失点で折り返し、後半の巻き返しを呼び込んだ。
加入2年目の25歳はチームで唯一、リーグ戦ここまで36試合にフル出場中だ。山雅は20チーム中4番目に多いシュート369本を浴びながら、失点数が10番目にとどまるのは、守護神の活躍に負うところが大きい。4戦全敗だった10月も総失点5に抑え、月間MVPに選ばれた。
今季は副主将を務め、主将のMF菊井悠介が不在の直近はゲームキャプテンも務める。「県内でやる今季最後の試合で、サポーターに笑顔で帰ってもらいたかった。残り2戦は消化試合とか言われているが関係なく、山雅のエンブレムのために準備したい」と前を向いた。