
市民講座・サロンあがたの森は12月13日、松本市あがたの森文化会館(県3)で開く。同市中央3で人形店を営む三村隆彦さん(66)、修子さん(62)夫妻が、「松本の暮らしのなかに生きてきた人形」の題で、今年9月に県の伝統工芸品に指定された「松本押絵雛(おしえびな)」などについて話す。
松本押絵雛は江戸時代の天保年間(1830~44年)に松本藩主・戸田氏が藩の殖産興業の一つとして推奨。明治中期に最盛期を迎えた後衰退したが、隆彦さんの両親の隆重さんと和子さんが昭和45(1970)年に復活させた。
松本地方では七夕で七夕人形を軒先に飾る風習があるほか、昭和初期には子どもたちの日常の遊び道具だった松本姉様人形など、暮らしの中に息づいてきた人形文化がある。
三村さん夫妻は「子どもの成長を願うなど、人々が大切にしてきた人形文化について話したい」。話題提供は一方通行ではなく「参加者からも家々の人形にまつわる風習やエピソードを教えてもらいたい」という。
午後1時半~3時45分、参加費200円(高校生以下無料)。申し込みは旧制高等学校記念館℡0263・35・622