「木製テント劇場」に理解を 2月12~15日 劇団野らぼうが松本で製作過程を紹介する展示

屋外に木製テント劇場の設置を目指す松本市の劇団野らぼうが2月12~15日、これまでのテント劇場製作の過程を紹介する「骨になるまで空みる鯨展」を書店兼喫茶「栞日」(深志3)で開く。取り組みへの理解を深めてもらおうと、さまざまな催しもある。
同劇団は昨年、持続可能な舞台美術を研究する舞台美術家の大島広子さんと地元の柳沢林業(岡田下岡田)の協力を得て、木製テント作りに着手。劇団員と大島さんが同社社員の案内で地元の山へ入り、木や森について知見を深める中で、「伐採した木を余すことなく使う」を目標に木の伐倒、木製テント劇場の設計、製作を進めている。
今展は、劇場のコンセプトや製作過程などを紹介するほか、会場近くの空き地にテントの構造体の一部を展示(14、15日)する。
また、関連イベントとして13日午後7時、アフリカの熱帯雨林地帯に暮らす狩猟採集民族を研究する信州大の人類学者、分藤大翼教授のトークイベント(定員30人、500円+1ドリンク注文)を栞日で。14日は午前10時、大島さんと森の素材を使って箱庭劇場を作るWSを市あがたの森文化会館(10人、500円。小学校1年生から参加可)、午後1時半からトークイベント「ゼロカーボン演劇と木製テント劇場創り~持続的社会のシミュレーション」を栞日で行う(30人、1ドリンク注文)。
野らぼうの水野安実さんは「『テント芝居の持続可能な発展』という視点を知ってもらえたら。今展をきっかけに、一緒にテントを作る仲間が増えたらうれしい」と話している。
詳細や申し込みは関連イベント申し込みフォームから。問い合わせはTEL090・2525・0754