「森と暮らしをつなぐ」 里山再生へ資金募る 松本の柳沢林業がCF 31日まで

柳沢林業(松本市岡田下岡田)は、里山再生事業の資金を調達するためのクラウドファンディング(CF)を3月31日まで行っている。「森と暮らしをつなぐ」が大きな目標で、それを達成するためには中間に位置する里山の整備が不可欠。「山に対する関心を深めるきっかけにも」と期待する。
CFの名称は「【あなた×柳沢林業】暮らしの中から森を支える実践プロジェクト」。目標金額は400万円。
支援金の用途は、同社周辺の里山の、枯れ枝や倒木などで安全に通行できない道路の整備や、同社が運営する牧場「ヤマトの森」で飼育している馬で、馬耕や馬搬などで活躍するヤマトのトレーニング費などのほか、農薬や化学肥料などを使わずに自社栽培した酒米で醸した日本酒「山瑞SANZUI」の広報費としても使う。
また、森の現状をユーチューブやインスタグラムなで情報発信するための費用にも充てる。
本業の林業以外のこうした取り組みは、利益を出しにくく、補助金などもないため、会社として継続的に事業化することは困難な面がある。
一方、最近大きな社会問題になっている人里への熊の出没や水不足などの解決策として里山再生は大きな一手でもある。こうした事情からCFに挑戦することにした。
同社広報担当の斉藤遥香さんは「山の恵みを実感できる返礼品も多数用意した。ぜひサイトのぞいてみて」と話す。
「CAMPFIRE 柳沢林業」で検索。同社TEL0263・87・5361