
松本市の写真家、小笠原光彦さん(81、梓川倭)が主宰する写真教室「信州写真アカデミー・フォト写遊人」は3月25~29日、作品展「生きる時の流れ」を市梓川アカデミア館(同)で開く。小笠原さんと受講生24人が撮影した風景や建造物、動植物など65点を展示する。
三村誠一さん(75、塩尻市広丘野村)の「冬の装い」は、真冬の明け方に田んぼの水蒸気が雑草の茎に付着し、針状の結晶が誕生した一瞬を捉えた幻想的な作品。保崎健文さん(74、安曇野市三郷温)の「寒さに負けず」は、うっすら雪景色の満願寺(同市穂高牧)の参道付近に並ぶ、赤い帽子と前掛けを着けた数体の地蔵を収めた。
ほかに青空を背にそびえ立つ、たわわに実った柿の大木にフォーカスした熊谷洋子さん(74、同市三郷小倉)の「秋の名残」など多彩な作品が並び、コンテストで受賞した11作品もある。
「生きる」をテーマに2007年から毎年開き20回目。小笠原さんは「神々四季彩々」と題し、県護国神社の桜を収めた「うららかな訪れ」など3点を出展した。「森羅万象の『世界とその美』をそれぞれの感性で表現した。個性豊かな作品を楽しんでほしい」
午前10時~午後5時(最終日は4時)。入場無料。