
松本市のかつての繁華街「裏町」にある「スタジオ365松本うら町」(大手5)で3月29日まで、若者らによる演劇「キミサリシノチ」が上演されている。家族の絆が深まるヒューマンストーリーだ。
物語の舞台は、松本市のレトロな自転車屋「古田輪業」。桜舞う春、祖父の七回忌、母親の十三回忌に家族が集まる。親子の確執や父親の思い出に触れながら進む家族の物語だ。
脚本・演出家の林邦応さん(65)が約30年前に書いた「君去りし後」のリメーク版。今回の役者や松本に合わせた内容にした。
出演は、プロ劇団所属の役者や演劇ワークショップに参加した若者、大道芸人ら7人。塩尻市出身で全国で活動する大道芸人、サンキュー手塚(手塚寛)さん(57)は「リアルに家族と思えるメンバー。見た人が家族について改めて考えるきっかけになれば」と話している。
林さんは「芝居の楽しさや自由さを伝えたい。演劇に興味がなくても何か表現したい人にぜひ見に来てほしい」と話している。
28日午後1時、5時、29日午後1時。3千円。高校生以下千円。