「漬物名人」6人を表彰 松本のつけもの喫茶で野沢菜・たくあんコンテスト

松本市浅間温泉のホテル玉之湯直営店「つけもの喫茶」は1~3月、漬物文化の伝承を目的に、公募した各家庭の野沢菜漬け、たくあん漬けの人気コンテストを開いた。来店客が食べ比べ、好きな味に投票。上位3人ずつを「名人」として表彰した。
野沢菜漬けは、中南信の23人から25品が出品された。来店客は2品まで投票ができ、1月下旬から2月下旬にかけて予選、決勝を行った。塩尻市洗馬の清水佐多子さん(79)、松本市三才山の柳沢美代子さん(69)、同市中山の小澤和歌さん(76)が名人となった。
たくあん漬けは、中南信の22人が24品を出品。2月下旬から3月中旬に予選、決勝をした。名人には、松本市波田の麻田真吾さん(43)、同市波田の塩原清子さん(75)、塩尻市北小野の岩下道子さん(80)が選ばれた。
コンテストは15年以上続き、毎年上位に入る常連も多いが、初出品で名人になった人も。柳沢さんは地元産の野沢菜を、同量の砂糖、しょうゆ、酢で漬けた切り漬けが評価され、「名人とは驚いた。この冬も頑張って漬けたい」。たくあん漬けの岩下さんは、歯切れの良さを求めて自分の畑で育てた練馬大根を使った。「たくさんの人に評価してもらいうれしい。自信や励みにつながる」と喜んだ。