【像えとせとら】清流の里梓川 清流七福神(松本市梓川倭)

訪れる人に笑顔と御利益を

広域農道沿いにある農産物直売所の駐車場に、七福神の石像が一列に並んでいる。人より大きな像が7体もあると、なかなか壮観だ。満面の笑みを浮かべる像たちを見ていると、何だか心がほっこりし、不思議と元気が出てくるような気がする。立派な七福神像がなぜここに?
アルプス運輸建設(上嶋金司社長、同市神林)が運営する直売所は、2019年6月に開店。像は昨年、1周年を迎える直前に置いた。出勤する従業員や商品を持ち込む生産者、買い物に訪れる客が七福神を見て「笑顔になり、気持ちが安らげば」と願ったという。
「清流七福神」と名付けた像は、それぞれ高さ2・5メートルほど。1体ずつ「恵比寿─商売繁盛五穀豊穣(ほうじょう)」「大黒天─財宝開運」「布袋尊─笑門来福夫婦円満」など、神の名前と御利益を書いたプレートが足元に。
像を置いたのに合わせ、取引先の生産者らが像の隣に松を植えて玉砂利を敷き、後ろに壁を作るなど整備に協力した。桜の季節は、花をバックに写真に収めていく人も。さい銭箱もあり、収められた金は社会福祉に寄付している。
「店とともに、七福神も地元の人たちに親しまれてほしい」と直売所の丸山和彦副所長(52)。朗らかな顔をした像たちに、店の繁盛とともに地域の見守りも託す。