美容サロン ヴェーネレ信州講師・清水さんに聞く-「表情筋」ストレッチ

気になる顔のしわやたるみ―。「年だからしょうがない」と、諦めるのは悔しい。美容サロン・ヴェーネレ信州(本部・松本市並柳3)では、この悩みを改善し、生き方も前向きになるという顔の筋肉「表情筋」を鍛えるストレッチを実践している。安曇野サロンの講師、清水君枝さん(63、安曇野市穂高)に教えてもらった。

諦めず理想の自分追求

ヴェーネレ信州は、生活習慣と思考を変えて、「美しく幸せになる」というセルフ総合美容が基本で、14種類のストレッチがある。このストレッチを行う上で、一番大切なのは「なりたい自分をイメージする」ことだ。
「私は女優の北川景子さんです」と言ってストレッチを始めた清水さん。用意するのは自分の顔を映す鏡だけ。今回はほうれい線を解消するなど、3種類のストレッチを教えてもらった。「筋肉は裏切らない」は、顔の筋肉も同じか。

【下まぶたを若々しくV字アップ! 眼輪筋を鍛えるストレッチ】
①顎を軽く引き、鼻の下を伸ばし、上目遣いに。口は軽く開ける。
②下まぶたを5秒かけて上げる。目つきが「まぶしい」という表情になるのがこつ。下まぶたの筋肉だけを動かすことを意識する
③この状態を5秒間キープ
④5秒かけて元の顔に戻す。3回繰り返す

【顎舌骨筋を鍛えフェースラインをきれいに】
①背筋を伸ばして天井を見る
②口を大きく開けて舌をできるだけ出して、5秒間キープ
③舌を戻して口を閉じ、5秒間キープ
④5秒かけて、元に戻す。3回繰り返す。二重顎の解消に効果があるだけでなく、いびきの軽減や、嚥下(えんげ)障害の防止にも

【口角を上げ、ほうれい線を薄くする口角挙筋ストレッチ】
①唇を歯に巻き込み、口を約1㌢開け、その状態を5秒間キープ
②5秒かけて口をOの字形にする。その際、ほうれい線がしっかり伸びたことを確認
③5秒かけて、元の顔に戻す。3セット繰り返す