中学生サッカーの第32回AFC杯・第9回アルプスライオンズクラブ杯は16、17日、松本、塩尻、安曇野市の14会場で開かれた。県内外から中学サッカー部やクラブの48チームが参加し、普段はなじみのない相手との対戦や交流を経験した。
初日は予選トーナメント、2日目は予選各組上位が決勝トーナメントで競い、下位は交流戦に回った。1位トーナメントは、A組でアンテロープ塩尻、B組でアスブロンサ高崎(群馬)が優勝した。
公式戦の出場機会が少ない1年生を中心に9人制のリーグ戦も行った。9チームが参加し、松本山雅上伊那が優勝した。
大会は、松本市のサッカースクール「KSS matsumoto」が主催。新型コロナの影響で中止になった年もあったが、「落ち着いてきた」と胡桃澤庄治代表。松本山雅などクラブの育成組織のチームも参加しており、「中学校のチームなどには格上と対戦する機会になる。経験を生かしてほしい」と話した。