マンドリン演奏で遺児支援 あしながチャリティー

マンドリン奏者の折井清純さん(63、松本市里山辺)と、折井さんに師事するグループ「夢音(ゆめのおと)マンドリーノ」(佐藤純代表、7人)は29日、「あしながチャリティーコンサート」を塩尻市レザンホール(大門七番町)で開く。入場無料で会場に募金箱を置き、経費を除いた全額を「あしなが育英会」に寄付する。
9回目。1部は、日本マンドリン独奏コンクールで2位(1988年)になったこともある折井さんと、ギタリストの棟居淳さん(松本市島内)が演奏。2部はグループのメンバーが加わり、タンゴや日本のポップスなど多彩なジャンルの曲を奏でる。
親を亡くした子らを支援するあしなが育英会は、1月の能登半島地震で被災した奨学生を対象に、特別一時金を給付するという。
佐藤代表は「親を失った子が、経済的な理由で進学を諦め、夢や希望をなくしてはいけない」と、来場と募金への協力を呼びかける。
午後2時開演。問い合わせは笠原さんTEL090・4180・7083