
松川村の三つの飲食店・業者が共同で、初の催し「夜会」を2月27日、同村のシェアキッチン「まちのだいどころoKKo」で開いた。主にオリジナルメニューを販売し、夕方から夜まで営業。3店の味が1カ所で楽しめた。
参加したのは、定食店「お食事処 叶」、コーヒースタンド「北アルプス焙煎工房 kohō coffee」、たこ焼きのキッチンカー「たこまる」。創業40年以上の店も、移住者が始めた新しい店もあるが、前例の少ない村内飲食店同士のコラボレーションが、地域活性化につながればと、店主が意気投合。村内に居酒屋以外の夜営業の店が少ないため、夜のイベントにした。
メニューは、ヒレカツサンドや当日限定オリジナルブレンドのコーヒー、タコの代わりにチーズを入れたたこ焼きなど、通常は提供しない特別なメニュー品ばかり。持ち帰る人、席でゆっくり味わう人もいた。小さな子どもと立ち寄った30代の母親は「はしごをしなくても各店の味が楽しめるのは歓迎」。
店主らも、限定メニューの反応を客から得たり、他店の味とのコラボメニューの構想を膨らませたりと、手応えを得た。kohō coffeeの小野寺佑介さん(39)は「横のつながりを少しずつ広げ、地域を盛り上げていきたい」と話した。