晴天の春ラン1450人が完走 松本平に〝春〟運ぶ足音と息遣い

「春の松本ランニングフェスティバル2026」(TOY BOX・MGプレス主催、春ランユナイテッド主管、信濃毎日新聞社共催)は3月14日、松本・塩尻市の信州スカイパークで開いた。
大会は15回目。男女別個人のハーフマラソン(21.0975㌔)と10㌔、ファミリー約2㌔の5部門で、1450人が完走した。晴天のランニング日和の下、参加者は自身の記録に挑んだり、仲間や家族と走りを楽しんだりして、早春の公園を駆け抜けた。
10㌔の部に初参加した松本大3年の小股祐希さん(21、松本市征矢野)は「山がきれいに見えたり、沿道で応援してくれる人がいたりして、楽しく走れた。1時間を切るタイムは初めてにしては上出来」と笑顔だった。

走る楽しさ 支える喜び

春空に北アルプスが映える晴天下で開かれた「春の松本ランニングフェスティバル2026」。疾走するランナーたちの軽快な足音、弾む息遣いが、今年も松本平に春を運んできた。走る楽しさ、応援や支える喜びにあふれた大会をカメラで追った。
北からの風が吹くコンディションの中、約1500人のランナーたちは、春の日差しを受けて個々のペースで公園を駆け抜けた。
スタート前には発着点のアイネットやまびこドーム内で地元の子どもたちによる元気いっぱいのチアダンス、コース脇では地元太鼓連の勇ましい演奏があり、自己ベストを目指すランナーを鼓舞した。コースの「信州スカイロード10」をウオーキングやジョギングする人たちも擦れ違いざまに「頑張れ!」などと声援を送り、励ましに手を上げて応えるランナーの姿もあった。
大勢のボランティアも活躍した。3カ所での給水を担ったのは市内や近隣の中高生、太鼓連のメンバーら。松本市のエクセラン高校ボランティア部の9人は昨年の経験を生かし、ランナーがコップを取りやすく捨てやすいよう、置く間隔やごみ箱の角度を工夫した。2年生で部長の栁島冴映さん(17)は「こちらの応援の声に手を振ってくれたり『ありがとう』などと応えてくれたりする姿がうれしかった」。
来年の大会は、公園内で建て替え中の新たな陸上競技場を発着点に実施予定。実行委員会に当たる春ランユナイテッドのチェアマンで長野陸上競技協会理事の白澤聖樹さん(55)は「北風が冷たかったが申し分ない気候の中、建設が進む新競技場の姿も見ながら気持ちよく走れたという声や多くの笑顔があふれてよかった。細く長く、愛され支持される大会を目指していきたい」と語った。