旅先でも運動継続を 松本で訪日客らに英語でレッスン 安曇野のピラティストレーナー金田由佳さん

体幹や姿勢を鍛え整えるエクササイズ、ピラティスのトレーナー、金田由佳さん(39、安曇野市)は、日本語が得意でない訪日・在留外国人向けに、英語で行う単発のピラティスレッスンを、松本市内のジムで始める。英語力と指導経験を生かし、外国人が言葉の壁を感じることなく旅行先や出張先の信州で、運動する習慣を継続できる環境をつくりたいという。
金田さんは千葉県の成田国際空港で、国際線のグランドスタッフ(旅客対応の地上職)として勤務後、ダンサーを志して渡米し、ショー出演などを経験。帰国後はダンスインストラクターとして活動した。その際、コンディション調整や能力向上に取り入れたピラティスに関心を持った。資格を取得し、東京でフリーのトレーナーに。英語でも多くのレッスンに対応。訪日中の外国人が単発で利用するケースもあった。
数年前から登山に親しみ、「北アルプスを眺めて暮らしたい」との思いが募り、昨年5月末に安曇野市へ移住。オンラインでできる仕事などをする中で、「海外の人と関わりたい」と強く思い直した。登山で健康意識がさらに高まり、移住先でも英語でピラティスを指導できる場を探した。
松本市の2024年の外国人延べ宿泊者数は32万4483人泊(宿泊者の宿泊数の合計)で、過去最高だった。海外で高まるピラティス人気も踏まえ、「松本でも英語でのレッスンの需要はあるはず」と考えた。
英語によるレッスンは、同市白板1のパーソナルトレーニング・ピラティスジム「リボディ」で実施する。同ジムのオーナーでトレーナーの根本彰さんも、近隣に滞在中の外国人から問い合わせを受け、ニーズを肌で感じていた。「言葉の壁で諦めず、松本を訪れる外国人の健康にも貢献したい」と、思いが一致した。
金田さんは「自分も旅行が好き。旅先でのレッスンが思い出に残る時間にもなればうれしい」と意欲を見せる。
問い合わせはリボディTEL080・3517・7737