鎌田中管弦二重奏・豊科高クラリネット九重奏と5個人 3月28日・29日中部日本個人・重奏コンテストへ

松本市の鎌田中学校吹奏楽部の管弦二重奏と、安曇野市の豊科高校吹奏楽部のクラリネット九重奏が3月28、29日、滋賀県彦根市で開く第38回中部日本個人・重奏コンテスト本大会(中部日本吹奏楽連盟など主催)の重奏の部に出場する。共に県大会で金賞を受賞して代表に選ばれ、「最高の演奏を」と意気込んでいる。
鎌田は45組が出場した県大会で上位3枠に入り代表に。本大会は長野のほか愛知や静岡、石川など9県の代表校が出場する。
コントラバスの橋本鈴羽さん(1年)とファゴットの松沢愛佳さん(2年)が、塩見康史さん作曲の「コントラバスのための演奏会用練習曲集『四季』より4月『桜川』」を演奏する。元々コントラバス二重奏の曲で、伴奏をファゴットに置き換えて演奏することから「息継ぎが難しい」と松沢さん。
県大会は「緊張せずに楽しく演奏できた」と振り返り、「まさか自分たちが代表に選ばれるとは思わなかった。夢みたい」。本大会では「県大会よりもレベルアップして、今までの成果を出し切りたい。人の心に響いて残る音楽を届けたい」と、二人三脚で切磋琢磨し挑む。

豊科は30組が出場した県大会で2位となり、上位4枠の県代表に。出場メンバーは2年生の近藤優衣さん、西澤優衣さん、田中蒼唯さん、岡田菜々美さん、1年生の高山華乃音さん、松野彩花さん、千國紗和子さん、有賀櫂さん、原口愛結さんの9人。演奏する曲はハリー・スタルパース作曲の「クラウナリー・フォー・クラリネッツ」。ピエロを思わせるような軽快なテンポが特徴的で、サーカス音楽の雰囲気や観客の笑い声などが音楽的に表現されている。
「吹くと自然とウキウキとした気持ちになる」とチームリーダーの田中さん。コントラバスクラリネットなど珍しい特殊管を使った9本のクラリネットは、個々の音色をまとめるのに苦労したという。ソロを吹く近藤部長は「出場できなかった他の部員の分まで思いを込めて演奏したい」。田中さんは「心から演奏を楽しんで聞いてくれる人たちに音色を届けたい。目指すは金賞」と力を込める。

中信地方からはこの他、中学生個人の部にバリトンサクソフォンの西野優聖さん(鎌田2年)、マリンバの瀧澤七海さん(高綱2年)、高校個人の部にいずれも2年生でフルートの浅田奈央さん(松商学園)、久保田理世さん(松本深志)、中川きららさん(松本蟻ケ崎)が出場する。