【眺めてみれば】#30 わんぱく公園(筑北村坂北)

パンダとウサギ 見つめる先は

坂北体育館近くの小高い山全体が遊び場となっている「わんぱく公園」。入り口正面の斜面にはパンダ、そこから頂上に続く道沿いにウサギ、ライオン、リスの遊具が置かれ、ほのぼのとした雰囲気に包まれている。
村教育委員会によると、公園ができたのは1991(平成3)年。滑り台やブランコ、鉄棒などがあり、山頂にはベンチも。木々の緑の中でのんびりくつろげる。
パンダの視線の先には旧筑北小学校グラウンド、ウサギは北アルプスをバックにした長野道を眺める。村教委の浜辺篤伸さん(30)は「ここに小学校があった時は子どもたちも遊びに来たが、坂井に移った後はあまり見かけなくなった。でも、パンダが向いている方にはバス停があり、スクールバスから乗り降りする子どもたちを見守っているようでほっこりします」。