信州の食材活用手作りこだわり
そば粉の生地で具材を包む「ガレット」を中心に、カジュアルなフレンチを楽しむ店として北端直人さん（33）とフランス出身の妻、ジョング・リナさん（34）が開いた。モーニングの営業もする。
北海道産そば粉と県産野菜を使ったガレットは、自家製ハム・チーズ・卵が入った「コンプレ」（1400円）や「サーモンとクリームチーズ」など6種類で、ランチはサラダとドリンクが付く。
焼き立てのクロワッサン（250円）やキッシュ、シュークリームは持ち帰りの需要も多く「今後メニューを増やしていきたい」。
北端さんは、都内でフレンチの修業を積み、ベトナムで洋菓子店の立ち上げに数年携わった。昨年帰国したところ、同所で1月に閉店した「さんびょうし」の店主家族から物件の活用を提案され松本に移住した。
店名はフランス語で「ヤギ」の意味。ヤギの絵のショップカードやロゴデザインはリナさんが手がける。「信州の食材を活用し、手作りにこだわりたい」
午前8時～午後5時。火曜休み、水曜はテイクアウトのみ。TEL0263・50・4445