ハイシニア大会「大町ソフト」全国へ

大町市を練習拠点にする59歳以上のソフトボールチーム「大町ソフトクラブ」は、22~24日に茨城県で開かれる68歳以上の「全日本ハイシニア大会」に県代表として出場する。2019年以来4年ぶり6度目。磯崎勇監督(77)は「投打のバランスがいいチーム。まずは初戦突破。その上で一つでも多く勝ちたい」と意気込む。
7月に同市で開かれた県大会でチームは、県内屈指の右腕、中村悦夫投手(72)の好投で順調に勝ち上がり、決勝で昨年覇者の南信州SSC(箕輪町)と対戦。最大4点差を付けられたが、じわじわ得点を重ね、6─5でサヨナラ勝ちした。県大会優勝は、2018年以来2回目。ハイシニアでは最年少の68歳の“若手”も活躍し、優勝に貢献した。
金原健次主将(72)は「県の決勝では、諦めずに粘っこく戦うチームらしさが出せた。つないで地道に得点を積み上げるのが持ち味。全国でも最後まで気を緩めずに戦いたい」と健闘を誓う。
同チームは初戦(22日)で、足利西小クラブ(栃木県)と可児ホークスハイシニア(岐阜県)の勝者と戦う。