
県高校吹奏楽フェスティバル(県高校文化連盟主催)は3月15日、松本市水汲のキッセイ文化ホールで開いた。「響け!輝け!私たちの音」をテーマに、県内57校の吹奏楽部員1090人が一堂に。3校以上で結成した合同バンド計15団体が、学校の枠を超えて美しいハーモニーを響かせた。
52回目。各校の部員らが実行委員会を結成し、受付や会場案内、司会進行を務めた。
豊科、松本深志、東京都市大塩尻の3校(計82人)は、チャイコフスキーの「序曲1812」と「ルパン三世のテーマ」を熱演。松本深志2年の部長でホルンの宮脇崚太朗さん(17)は「これだけ多くの人数で演奏することはなかなかない。改めて合奏が楽しいと思う1日だった」。
松本蟻ケ崎、松本第一、松本美須々ケ丘、木曽青峰の4校(計79人)は吹奏楽の人気曲「エル・カミーノ・レアル」と、2023年度全日本吹奏楽コンクール課題曲の「レトロ」を演奏。トランペット10人、トロンボーン6人が最後列に並び、迫力の演奏を届けた。
ラストを飾ったのは全県からオーディションで選ばれた76人でつくる「県高校選抜吹奏楽団」。昭和音楽大教授で指揮者の福本信太郎さんが難曲「オセロ」(アルフレッド・リード作曲)ほかを客演指揮し、張り詰めた空気の中、圧巻のサウンドを披露した。
選抜メンバーで松本蟻ケ崎2年の部長・クラリネットの小澤怜奈さん(17)は「コンクールではライバルだけど、今日は同じ演奏仲間。多くの刺激をもらった。今後の自分たちの演奏に生かしたい」と話した。