空想動物の人形100体 安曇野でTOKOTOKO YOTARO「三月のなかよし」展 3月29日まで

「TOKOTOKO YOTARO」の名で羊毛フェルトの人形作りをする安曇野市の飯田晋太朗さん(45、堀金烏川)、志織さん(45)夫妻は3月29日まで、同市のカフェ&ギャラリー安曇野縁縁(穂高有明)内のミニギャラリーで、初の展覧会を開いている。空想の動物の人形約100体が並ぶ。
人形は色や形が全て異なるが、「どれも『なかよし』という名前」と2人。羊毛フェルトで形を作るのは晋太朗さん。志織さんは人形が身に着ける帽子やマフラーなどを編み、刺しゅうも受け持つ。 
同地区出身の晋太朗さんは20代の頃、ハローキティなどのキャラクターで知られる「サンリオ」(東京)でグラフィックデザインに携わるなどし、「もともと、かわいいものが好き」。大学でテキスタイルデザインを学んだ埼玉県出身の志織さんと2010年、都内からのどかな環境を求め、晋太朗さんの故郷に移住した。
会場に並ぶ作品は「どれも空想の動物」で、晋太朗さんは「人間が抱く、『かわいい』という感情を表現したいが、そこには憂いのようなものも少し含んでいる」と哲学的だ。
「最近は、ちょっぴり生意気な表情の子も登場し始めた」と笑う志織さんだが、「もともと平面のデザインをしていた夫が、今や立体を生み出している」と感心し、制作に力を貸している。
午前9時~午後5時。水~金曜休み。縁縁TEL090・1545・1787