異郷で夢に向け勉強中―御嶽スキー場新設カフェスタッフ・小松崎海華さん

「自分の店を持ちたい」

王滝村の御嶽スキー場に今シーズン(3月30日で営業終了)新設されたカフェ「Roku coffee」は、スキー場スタッフの小松崎海華さん(31)が運営した。「自身の店を持つのが夢」といい、海辺の古里とはまったく違う環境で、実現に向けて勉強中だ。
カフェは同スキー場センターハウス1階に。「ほっこり一息ついて幸せな気分になってもらえたら」と小松崎さん。常連客もついた。
茨城県大洗町の出身。カフェを開く夢を抱き、地元の店で働いた後、カフェ文化が根付くオーストラリアへ。個性的な店が多く、住民交流の場にもなっているのに心を打たれ、自身が開きたい店のイメージを広げた。
王滝は母の友人が住んでいた縁で何度か訪れたことがあり、スキー場の運営会社シシの岩堀翔太社長から、カフェのスタッフに誘われた。海辺の町から山村への移住は不安だったが、暮らすと自然や水のおいしさ、食文化に魅了された。岩堀社長の経営方針に学ぶことも多いという。
住民に村特産の「えごまクッキー」などの作り方を教わったほか、自身のオリジナルメニュー「御嶽モンブラン」を創作。アイスコーヒーに濃厚なクリームがのったオーストラリアの味をヒントにした一品で、客にも好評という。
スキー場は夏はバイクのオフロードコースとして営業し、、カフェも大型連休のころから週末に再開する予定だ。小松崎さんは「村民の皆さんとさらに関わり、勉強させてもらいながら活性化のお役にも立ちたい。夢の実現に向けて歩む日々が楽しい」と笑顔だ。
営業案内やメニューは店のインスタグラムに。