穂高東中男子卓球部 初の全国大会へ

安曇野市の穂高東中学校男子卓球部は26、27日、松山市で開かれる全国中学選抜大会に県代表として出場する。シングルス4人、ダブルス1組の団体戦で、団体・チームの全国大会出場は、同校の部活動で初めて。コロナ禍で練習は思うようにできなかったが、実力を出し切ることを目指す。
出場するのは北沢竜梧(とおご)、望月陽向(ひなた)、青木心優(しゅう)、髙原綜一郎、洞瑶和(はると)、白澤亮輔、松澤斗真(以上2年)、若林大翔(ひろと)(1年)の8選手(以下敬称略)。エースで主将の北沢を軸に、攻撃型だったり守りが得意だったり、相手を混乱させるプレーができたりと、さまざまなタイプの選手がいるのが強みだ。
昨年11月の中信大会は3位だったが、1月に岡谷市で開いた県大会で優勝し、全国大会の切符を手に入れた。顧問の薄田啓太郎教諭(48)は「今年は実力が拮抗(きっこう)し、どの学校が勝ってもおかしくなかったが、ワンチャンスをしっかりつかんだ」と振り返る。
全国選抜大会は男女各48校が出場し、第1ステージ(予選リーグ)で中間東(福岡)、本荘南(秋田)と対戦する。北沢は「県の代表に恥じないプレーをしたい。全員の調子が出るよう、自分から攻めていきたい」。薄田教諭は「精いっぱいぶつかり、実力を存分に発揮してほしい。まずは、リーグを1位で勝ち抜きたい」と、決勝トーナメント進出を目標に掲げる。
同大会の女子には、松本市の高綱中学校が県代表として出場する。