【ガンズリポート】小松選手がユースアカデミーで講演 心の変化や日課語る

松本山雅FCは10月30日、小松蓮選手(25)が育成組織ユースアカデミーの選手たちに語る講演会を開いた=写真。今季J3最多の19得点を挙げているストライカーは、周囲から「別人」と言われるまでになった自身の変化を話した。
昨オフに「このままではクビになる」と危機感を覚えたという小松選手。名波浩前監督の助言もあり、メンタルトレーナーと個人契約し、今季に向けてJ3得点王などの目標を定め、日々の過ごし方を変えたという。
「去年はだらだらしていた。今年は1日=24時間=1440分をサッカーのために使っている」。体を動かすだけでなく、映像での研究や読書も日課にしていると明かした。
自信を持って取り組む大切さを説き、「一切疑わずにやれば、割と目標に近いところまで行ける」と、子どもたちを励ました。
講演を聞いた内藤凰士郎さん(13)は「徐々にでも生活を変え、質を高めていきたい。プロになりたい気持ちが増した」と話した。
講演会は、アカデミー生が参加する「RAZUSO未来デザインプロジェクト」の一環。中学1年生と高校1年生の37人が聞いた。