音楽×写真・絵画-県ゆかりの若手コラボステージ

キッセイ文化ホール(松本市水汲)は2月4日、音楽と写真・絵画がコラボし新たな世界を創り出す「長野県ゆかりのアーティストステージ」を開く。若手アーティストの活躍の場をつくり、地域の人々が芸術文化に親しむ機会をと企画した。昨年に続き2回目。
同ホールなどを運営する県文化振興事業団が、長野県とつながりがありプロの芸術家またはプロを目指す30代以下を対象に活動を後押しする事業「ネクスト(next)」を実施。その登録者で今ステージに応募した人の中から、同ホールが選出した2組が出演する。
第1部は「風景を描くドビュッシーと日本の四季」。深澤優希さん(ソプラノ)、星野月菜さん(ピアノ)の歌と演奏に合わせ、写真家・阿部祐己さんの写真を大型プロジェクターで映し出す。
第2部は「音楽と絵画が彩る世界のアンプル」。フルートのデュオユニット「ムジカエルマーナ」(米窪麻美さん、怜さん姉妹)、飯田糸音さん(ピアノ)=以上安曇野市出身=の演奏とともに、美術家・津田翔一さんが絵を完成させる。
金井貞徳館長は「音楽と写真や絵画を融合させる画期的な試み。出演する側もハラハラドキドキで、来場者も楽しんでいただけるのではないか」と話す。
4日は午後2時開演。入場料500円(全席自由)。予約、問い合わせは同ホールTEL0263・34・7100へ。