うらまちレジリエンス・プロジェクト「マツモトゴールドラッシュⅡ」上演

松本市のかつての繁華街「裏町」の活性化を目指す「信州松本うらまちレジリエンス・プロジェクト」は2月23~25日、3月16、17日、演劇「マツモトゴールドラッシュⅡ」をスタジオ365松本うら町(大手5)で上演する。
明治初期に天守を解体の危機から守った市川量造(1844~1908年)を題材にしていて、市川と江戸時代の農民一揆「貞享(じょうきょう)騒動」を主導した多田加助(1639~87年)、安曇野市穂高出身の民権運動家松沢求策(1855~87年)らの記憶を持つ若者が登場するファンタジー作品。同プロジェクト主催の演劇ワークショップに参加した地元の中高生らも出演する。
昨秋上演した「マツモトゴールドラッシュ」をベースにした作品。作・演出を担当した同プロジェクトのアートディレクター林邦應(くにお)さん(63、同市神田1)は「面白さ、感動、どきどきなどエンターテインメントとしての大切なものを描いている。演劇というとハードルが高いイメージがあるが、とても見やすい」と話している。
全7公演で日時とチケット購入はウェブサイトから。2月23日、3月16日の2回目の終演後、出演者たちとのトークタイムがある。一般3千円。高校生以下千円。2人以上で利用できるペア割は1人2500円。