新色追加「松本図書鞄」3月8、9日蔵シック館で展示販売会

洋裁教室の「イーソーイングガーデン」(松本市蟻ケ崎4)が、図書袋という県の郷土文化の継承をと開発した「松本図書鞄(かばん)」。今年は色のバリエーションも大幅に増えた。手に取って魅力を感じてもらおうと3月8、9日、中町・蔵シック館(同市中央2)で展示販売会を開く。
カーキ、ネイビーなど、これまではシックな配色だったが、ふたがラベンダーで本体がコーラルピンクといった新色が出、これまでの12色から倍の24色に。ジェンダーフリーの意識が高まり、ランドセルの色のバリエーションも増えていることから、より選びやすいようにと工夫した。
松本図書鞄は、郷土文化と洋裁を融合して作った図書袋専門ブランド。帆布を使い、丁寧に一つ一つ手作りする。丈夫で、6年間の保証が付く。図書袋としてだけでなく、大人が自転車に乗る際や、両手が空くのでお年寄りに適している。
イーソーイングガーデンの田川恵理子代表(44)は「入学祝いに利用する人も。使うほどに風合いが出てくる。精神的成長にも対応できるデザイン」と話している。
3万800円。展示販売会は午前9時半~午後4時。ペンケースなどもある。問い合わせはLINE公式アカウントから。