作者の成長過程も紹介 安曇野で障がい者の多彩な作品展 3月1日まで

障がい者の芸術活動や、ものづくりを支援する安曇野市のNPO法人WHITE CANVAS(ホワイト・キャンバス)は3月1日まで、作品展「THE FOUR ELEMENTS(ザ・フォー・エレメンツ)」を同市の「無印良品 ツルヤ安曇野穂高」で開いている。運営する生活介護事業所「TIME WARP(タイム・ワープ)」(堀金三田)利用者10人の約80点が並ぶ。
同法人は2023年から3年間、一人一人の創造性や可能性を育むことを目的に、利用者や地域住民、募集に応じた国際ボランティアが創作活動できる「オープンアトリエ事業」を同事業所で開催。地域の文化芸術活動を支援する信州アーツカウンシル(長野市)の助成を受け、「素材との原始的な体験」をテーマに、「土・水・火・風」といった要素・素材と向き合っているアーティストによるワークショップ(WS)を展開してきた。
1年目は野焼きの焼き物、2年目は「土絵具」の絵画、3年目には鉄をつぶした作品の制作に取り組んだ。
会場には、2年目にライチョウとアルプスの山々を題材にみんなで描いた縦140㌢、横80㌢の「雷鳥夏山」(会場に常設)に加え、土や鉄、粘土といった身近な素材で制作した多彩な作品を展示。また3年間の利用者の成長や交流の軌跡をパネル写真や映像などで紹介している。
ホワイト・キャンバス代表の石岡享子さんは「多くの人や素材との出会いを通じ、作品が花開いてきた。完成した作品だけでなく、成長のプロセスを感じ取ってほしい」と話す。
午前10時~午後8時(最終日は6時)。入場無料。1日は有料のWSを会場で開く。同NPO TEL050・1305・8592